がん治療
がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。
麻疹（はしか）に関して
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麻疹（はしか）とは？
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で感染力は非常に強力です。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100％発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻疹（はしか）の症状は？
麻疹ウイルスの感染後、10～12日間の潜伏期ののち発熱や咳などの症状で発症します。
38℃前後の発熱が2～4日間続き、倦怠感があり、上気道炎症状（咳、鼻みず、くしゃみなど）と結膜炎症状（結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど）が現れて次第に強くなります。
その後特徴的な発疹が出現します。耳の後ろ、首、おでこあたりから出はじめ1〜2日で全身に広がります。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、肺炎や中耳炎はおよそ20人に1人発症すると言われています。
また、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人程度認められています。
麻疹（はしか）の治療方法は？
麻疹に対する特効薬はなく、発熱や咳などの症状をやわらげる対症療法を行います。2000年の麻疹の流行時およそ4割の方が入院が必要だったとの報告があります。
麻疹（はしか）の嫌なこと
まず、第一に感染力が極めて強いことです。免疫のない集団に１人の発症者がいると12〜14人に感染するとされています。（インフルエンザでは1〜2人）
次に、重症化し致命的になる可能性がありますのでワクチンなどで予防することが大切です。
麻疹（はしか）の予防
もちろんワクチンです。
まず１回ワクチン接種をすると、免疫ができる確率は95%と言われています。血中抗体はワクチン接種後２週間から出現しますが、免疫のつかない５％の方は発症する可能性があります。
そのため2回接種することが大切になってきます。
ワクチンの副反応はどのようなものがあるのでしょうか？
主なものは発熱、発疹などが10%を超える副反応として報告されています。他に鼻水、咳、注射部位の発赤などが挙げられています。
現在、用いられるワクチンは麻疹・風疹混合ワクチンであり現在麻疹単独ワクチンは製造再開の目処が立っていません。詳細はこちら
ワクチンを打った方が良いの？
血液検査で抗体価を測定していただき抗体価が低い方は接種することをおすすめします。
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