医療法人あさい内科は、
2023年10月より鶴橋なんばクリニックとして再開しております

花粉症について

  • #一般内科
  • #呼吸器内科
  • #咳が出る
  • #息切れ
  • #息苦しい
  • #眠れない

花粉症とは?

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。現在、日本人の約4割がスギ花粉症だといわれていますが、様々な原因により発症することが知られています。およそ4人に1人が花粉症と言われています。

原因は?

原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
メカニズムとしては、アレルゲン(スギ花粉など)が鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。

スギ(2月~4月)本州、四国、九州の山中に分布する。花粉症の原因植物の代表格。

ヒノキ(3月~4月)本州の福島以南と四国、九州に分布する。スギ花粉に似たアレルギー物質を持つ。

イネ科カモガヤ(5月~6月)

オオアワガエリ(6月~8月)

ススキ(9月~10月)など。

ハンノキ(1月~4月)日本全土に分布し、森や湖などの湿地に多い。

シラカンバ(3月下旬~6月)北海道や本州の中部以北に分布している。スギ花粉症がほとんどない北海道では、シラカンバ花粉症が多い。ブタクサ(8月~9月)東北以北は少ないが、日本全域に分布する。秋の花粉症の代表格。

ヨモギ(9月~10月)日本全域に分布する。

カナムグラ(8月~10月)日本全域に分布し、特に関東地方に多い。

症状は?

鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。

花粉症になると、眠気や集中力の低下を招くことがあります。
眠気はどのような原因で起こるのでしょうか。

酸素不足による眠気

アレルギー性鼻炎になって鼻の粘膜が炎症を起して腫れあがると、空気の通り道が狭くなります。鼻呼吸で取り込める空気の量が少なくなるので、自然と口呼吸をするようになります。ところが口呼吸をすると、取り込める酸素の量が減るばかりか、のどが乾燥して花粉が付着しやすくなります。すると炎症がひどくなり、さらに酸素を取り込む量が少なくなって、脳が酸素不足を起こし、眠気を感じるようになります。

花粉症の症状による寝不足

鼻がつまる、絶えず鼻水が出る、くしゃみが出るなどの症状が夜間も続くと、ぐっすりと眠ることができなかったり、眠っていても途中で目が覚めてしまったりして、十分な睡眠がとれなくなります。しっかりと睡眠をとることができないと体の疲れが取れず、昼間に眠気を感じるようになってしまいます。

 

経済的な影響も

鼻づまりを伴うアレルギー性鼻炎による労働生産性の低下により、日本全体で年間4兆円を超える(患者さん一人あたりに換算すると約12万円/年に相当)経済的な損失が推定されるとの研究報告もあり、アレルギー性鼻炎(花粉やハウスダストなど)は日常生活だけでなく、社会的な損失にも大きな影響をもたらすといえます。[出典:医薬ジャーナル 2014 50 (3) ]

検査方法は?

「花粉症かな?」と思ったら、自分で判断する前に、近くの医療機関にかかってください。花粉症を起こしている原因植物も、症状の出方も人によってさまざまです。まずは原因を探り、自分に合った治療方法を見つけることが大切です。
本当に花粉症なのか、花粉症であるなら何が原因なのかは、主にIgEを血液検査で測定することでわかることが多いです。

治療方法は?

・抗ヒスタミン薬

薬剤治療のベースになるのが、「抗ヒスタミン薬」。ヒスタミンの働きをブロックし、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を抑えてくれます。これまでは「花粉症の薬は眠くなる」と言われがちでしたが、眠気などの副作用が軽減された「第2世代抗ヒスタミン薬」が登場し、今ではこちらが主流になりました。

・抗ロイコトリエン薬

ロイコトリエンは、ヒスタミンと同じようにアレルギー反応を起こす化学物質です。特に、血管を拡張させる作用がある(=粘膜が腫れて鼻づまりを起こす)ため、このロイコトリエンの働きを抑制する「抗ロイコトリエン薬」は鼻づまりが強いときに使われます。

・鼻噴霧用ステロイド薬

くしゃみや鼻水などの鼻の症状が強いときに使われます。「ステロイド=副作用が強い」というイメージがあるかもしれませんが、「鼻噴霧用ステロイド薬」は鼻だけに効くようにつくられているため、副作用は少なくて済みます。

・点眼薬

目の症状がある方には、点眼薬(目薬)での治療も行います。

他にもレーザー焼灼や免疫療法などを行うこともあります。

 

早めの治療が大切

できれば、症状が出る前よりアレルギーを抑えるお薬を内服することにより症状を軽減すると言われておりますので早めの内服をおすすめします。

#鶴橋 #内科 #鶴橋駅 #キャッシュレス #クリニック #呼吸器 #東成区 #咳嗽 #結膜炎 #目の症状 #くしゃみ

#息切れ  #クレジットカード #QR決済 #電子マネー #あさい内科 #花粉症 #アレルギー #鼻水

経験を活かして日々の診療を行っていきます

診療のご案内

がん治療

がん治療

がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。

一般内科

一般内科

風邪、インフルエンザ、発熱、胃腸障害、頭痛、膀胱炎などの急性疾患をはじめ、生活習慣病としての高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)など内科一般の診療をいたします。

呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器疾患とは気管支や肺の疾患で、気管支喘息、肺気腫、肺炎、間質性肺炎、肺結核、肺がん、胸膜中皮腫など呼吸器に関する診療を行います。

診療予約
電話する