がん治療
がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。
健康診断は、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の早期発見・早期治療はもちろん、病気そのものを予防することを目的に行われています。 自分では自覚できない症状や忍び寄る病気を見逃さないためにも、定期的な受診をお勧めします。
12月は大阪市の『特定健診の受診強化月間』です。
特定健康診査は、いわゆる「健診」のことで、問診、身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査などを行い、メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を早期発見し、早期対策に結びつけることが目的となります。
簡単に言うと、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)、心血管障害になりやすい人を見つけて予防ようということです。
これらの疾患は、突然死や麻痺などがおこる可能性があるものでリスクファクターとして高血圧・脂質異常症・糖尿病・加齢・喫煙・肥満などが挙げられます。これらは、特に自覚症状もありませんがサイレントキラーと呼ばれ血管を硬くする動脈硬化が進行して頭と心臓による突然死のリスクを高めます。
これらは、生活習慣を改善することにより改善する可能性がありますのでぜひ、特定健診を受けていただいて今のままの生活習慣でも問題がなさそうかどうかの確認をしてみましょう。
血液検査で一般的にはコレステロールの値が高いことを指します。
脂質異常と診断された場合は前述した数値により、大きく以下4つに分類されます。
脂質異常と診断されたからといってすぐに治療が必要ということではありませんが、前述したように自覚症状がないままに動脈硬化を進めてしまう可能性があります。
糖尿病らしいかどうかを調べる検査で血液検査でわかります。
血糖値とは血液に含まれる糖分(グルコース、ブドウ糖)の濃度のことであり、食事や入浴、運動によって常日頃変動します。エネルギー源となるため人間の体にとってなくてはならないものとなりますが、血糖値が高過ぎても低すぎても体に不調をもたらします。
そのため健康な体において血糖値を下げるときは、膵臓からインスリンが、上げる時にはアドレナリンやグルカゴン、コルチゾール、成長ホルモンといったホルモンが作用して体の状態を保ちます。
血糖値は空腹時と食後で大きく違いが出るため状況によってどちらか、もしくは両方の数値を調べますが、健康診断の際は基本的に空腹時の数値を確認します。
空腹時の適正数値は60~110㎎/dl程であり、この場合は「正常型」と呼ばれます。食後の場合の正常値は100~140mg/dlが目安となります。空腹時に126mg/dl以上が糖尿病型、食後の数値では140mg/dl以上が境界型、200mg/dl以上が糖尿病型と診断されます。
血糖値が300以上になると喉の渇きや脱水、頻尿、体重減少といった症状を自身でも感じますが、少し高い程度では自覚症状がないことがほとんどですので健康診断が重要となってきます。
血糖値が高い状態が長期間続くと血管障害を引き起こし網膜症(→失明)・腎症(→透析)・神経障害(しびれなど)が起こりますので血糖のコントロールが重要です。
HbA1cは「糖化ヘモグロビン」と呼ばれる物質の含まれている割合をパーセントで表すものであり、過去1~2か月分の平均血糖値が確認できます。そのため、血糖検査と違って採血日の食事、運動といった日常の活動に左右されずに診断ができるというメリットがあります。HbA1cの割合が6.0%以上だと糖尿病の可能性が高く、6.5%以上の場合はさらにその可能性が高いです。
血圧に関しては、以前にまとめておりますのでこちらをご参照ください。
色々な健診がありますが私がおすすめする検査は、胸部レントゲン検査・肺機能検査・胃カメラ・便潜血(大腸がん検査)・子宮頸がん検査・乳がん検査・PAS(前立腺がん検査)などが勧められると思っています。
血液中の腫瘍マーカー検査などは前立腺がんのPSA検査以外はがんの早期発見のデータに乏しくおすすめできません。
これらの検査で異常を指摘された場合は指示されたように受診するか、経過観察をお願い致します。
ただし、健康診断にも限界があります。異常がないからといって病気がないというわけではありませんのでその点はご留意ください。
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がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。