医療法人あさい内科は、
2023年10月より鶴橋なんばクリニックとして再開しております

熱中症予防を

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熱中症

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。

医学的にいうと「暑熱環境における身体適応の 障害によって起こる状態の総称」で他の病気を除外したものとなります。

症状としては、めまい、筋肉痛、こむら返り、立ち眩み、多量の発汗などがあり症状が進むと頭痛、嘔吐、判断力低下、倦怠感などが出現します。

注意点としては、屋外だけでなく屋内で発症することもあり、場合によっては生命に関わる可能性のある病気です。

熱中症予防情報サイトがあり、熱中症警戒アラートが発表されたりします。ご参照ください。

予防は?

・こまめな水分補給(のどの乾きを感じていなくても)

・扇風機やエアコンで温度調節を(室温をこまめに確認)

・遮光カーテン、すだれ、打ち水など

・暑さ指標(WBGT値)を参考に

・日傘や帽子の着用、日陰の利用、こまめな休憩

熱中症が疑われる人がいたら?

自力で水が飲めない、意識がない場合はためらわず救急車を呼んでください。

・涼しい場所へ

エアコンが効いている室内や風通りの良い日陰などへ移動してください。

・体を冷やす

衣服をゆるめ、からだを冷やしてください。(特に首周りや脇の下、足のつけねなど太い血管の近くを冷やしてください。)

・水分補給

水分・塩分の補給をしてください。

 

1)Bouchama A, Knochel J: Heat stroke. New Engl J Med. 2002;346:1978-88.

2)Platt M, Vicario S: Chap139 Heat lllness. Rosen’ s Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice, vol. 2, 2010,p1882-92, Mosby  Elsevier, Philadelphia.

3)三宅康史,有賀徹,井上健一郎,他:熱中症の 実態調査- Heatstroke STUDY 2006 最終報 告-.日救急医会誌.2008;19:309-21.

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経験を活かして日々の診療を行っていきます

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