医療法人あさい内科は、
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がん診療のながれ

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がん診療の流れについて説明します。

まず、何らかの症状があってもしくは健診などにてがんが疑われある程度の病院(基幹病院)を受診することがほとんどかと思います。

がんの症状は様々なので今回は症状の説明は割愛したいと思います。

基幹病院を受診して専門的な検査を行うことになります。

診断について

例えば、肺がんを疑う場合は、胸部CT、血液検査、PET検査、頭部MRI検査、呼吸機能検査、気管支鏡検査(肺カメラ)を行うことが多いです。

気管支鏡が難しい場合は、CTガイド生検といって外から針でがんを疑う部分を刺して検査をしたり、場合によっては手術で切除してから診断したりすることもあります。これらの検査を行って確定診断として治療方針を決定します。この場合の確定診断とは病理診断のことで採取した細胞や組織を顕微鏡で確認してどんな癌なのかを確認することです。最近は、どんな遺伝子変異をともなった癌なのかも調べることが多く現在肺がんでは、EGFR/ALK/ROS1/BRAF/MET/RET/KRAS/NTRKなど多くの種類を変異を調べることが出来ます。

他の胃がんや食道がん、大腸がんなどの消化器がんは、内視鏡検査(カメラの検査)を行い確定診断、病理診断を行います。

乳がんや甲状腺がんなどは針生検(針で細胞を採取)して確定診断を、多くの癌はこのようにして診断し病気の広がりをCTなど画像にて評価して進行度を決定し(I期とかIIIa期とか)治療方針を決定します。

治療について

治療方針は大きく分けて、手術、放射線、抗がん剤治療に分類されます。

手術と言っても手術のみ行うこともあれば術前術後に抗がん剤治療を行ったり放射線治療を併用することがあります。

初期の癌の場合は、内視鏡による治療だけで治る場合もありますが多くは手術室で全身麻酔の手術を行うことが多いです。最近では術後早期に退院することが増えています。

肺がんの手術でも1週間以内に退院することがほとんどで、高齢者でも問題なく退院されることが多いです。

放射線治療に関して今は照射する機械の性能がかなり良くなり腫瘍周辺に集中的に照射できるため副作用は以前と比較するとずいぶん軽くなります。1例をあげると昔の装置での照射だと当てている皮膚が紅くなったりをよく経験しましたが、最近ではほとんど皮膚障害とくにひどいものは経験しません。

ただ、3期の肺癌の放射線治療では、食道炎(食事を飲み込むときに痛みがでる)はかなりの頻度で起こりますし、放射線による肺炎も珍しくありません。

お腹(腹部)に照射すると、放射線による下痢などを起こすこともあります。

このような副作用がありますが、照射しているときはほとんど副作用はなく、数分の照射で終了しますので患者さんから『もう、終わったの?』と聞かれることも多いです。

また、重粒子線や陽子線など新しい放射線治療も普及していますが対象となる疾患が限られているので注意が必要です。

抗がん剤治療についての説明は次回にさせていただきます。

 

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がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。

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