医療法人あさい内科は、
2023年10月より鶴橋なんばクリニックとして再開しております

睡眠時無呼吸症候群について

  • #一般内科
  • #呼吸器内科
  • #やたら眠たい
  • #体がだるい
  • #動悸
  • #眠れない
  • #頭が痛い

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)

寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。この無呼吸があることにより睡眠が浅くなり日中の眠気や頭痛などの症状が出現します。病名が長いので医療者の間ではよくSAS(サス)と呼ばれています。車の運転や機械を扱う方は特に注意する必要があります。いびきを言われている方はこの病気の可能性がありますので一度調べてみることをお勧めします。

医学的な定義としては、無呼吸(10秒以上の呼吸停止)の状態が7時間睡眠の間に30回以上。もしくは1時間の中で5回以上起こっていれば「睡眠時無呼吸症候群」となります。

 

原因

多くは、空気の通り道が狭くなることが原因で閉塞性ですが中には中枢性や閉塞性と中枢性両方混在する混合型とに分類できます。ここでは、閉塞性について解説します。

肥満による脂肪が原因で狭くなる。

扁桃腺など腫大して狭くなる。

顎が小さい

舌が大きい

これらが原因となり、無呼吸が生じSASを発症します。多くは男性ですが20〜30%が女性です。

 

 

症状

夜中に目が覚めやすい。トイレに行く回数が多い。

いびきをかく

頭痛がある、熟睡感がない

眠気が強くよく居眠りをする

倦怠感がある

これらの症状により、交通事故を起こすこともあり非常に危険です。また、高血圧や心疾患、脳卒中のリスクが高くなります。

検査方法

睡眠時にどれくらい呼吸が止まるかを検査します。指や腕に小さな機械(下の写真)を装着して自宅で寝ている間に検査ができ、結果によって治療したほうがいいかどうか判断します。

保険で測定できますので3割負担の方で検査代でおよそ2500円〜3000円となります。(診察代を合わせると1000円程度高くなることがあります。)気になる方はご相談ください。

 

治療法

睡眠時の無呼吸状態によっては、入院精査(入院施設は紹介いたします。)をお勧めする可能性があります。鼻炎・扁桃肥大など、鼻やのどが狭いことが原因であれば、原因疾患の治療を行います。

睡眠時の呼吸停止が多い方には、CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を行います。寝ているときにマスクを付けて気道に空気を送り込むことで、寝ているときの呼吸を助ける治療法であり効果の高いことが多いです。

 

当院で検査から治療まで行うことは可能です。気になる方はぜひ、受診をご検討ください。

 

鶴橋 駅チカ あさい内科 睡眠時無呼吸 検査・治療

経験を活かして日々の診療を行っていきます

診療のご案内

がん治療

がん治療

がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を柱として行われますが入院施設のある病院での治療が一般的です。ただ、自宅から離れていたり、忙しそうにしておりゆっくり相談できないこともあるようです。

一般内科

一般内科

風邪、インフルエンザ、発熱、胃腸障害、頭痛、膀胱炎などの急性疾患をはじめ、生活習慣病としての高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)など内科一般の診療をいたします。

呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器疾患とは気管支や肺の疾患で、気管支喘息、肺気腫、肺炎、間質性肺炎、肺結核、肺がん、胸膜中皮腫など呼吸器に関する診療を行います。

診療予約
電話する